「メインは下味冷凍で解決したけれど、副菜が毎日マンネリ」「もう一品ほしいのに作る余裕がない」――そんな悩みを解消してくれるのが作り置きおかず(常備菜)です。
週末に1〜2時間まとめて仕込んでおけば、平日は冷蔵庫から出して盛りつけるだけ。この記事では、冷蔵で3〜5日日持ちする作り置きおかずレシピを20品、副菜・メインおかず・汁物の3ジャンルに分けてご紹介します。日持ちさせるコツや保存容器の選び方もまとめていますので、週末の仕込みにぜひ役立ててください。
作り置きおかずの基本と日持ちさせる5つのルール
作り置きおかずを安全においしく保つには、ちょっとした工夫が必要です。以下の5つのルールを押さえておきましょう。
- 清潔な保存容器を使う:アルコールスプレーや熱湯で消毒してから使用する
- しっかり冷ましてからフタをする:温かいまま密閉すると蒸気で傷みが早まる
- 取り分けには清潔な箸を使う:食べかけの箸で触ると雑菌が繁殖する原因に
- 濃いめの味付けにする:塩分・糖分・酢には保存効果があり、日持ちが延びる
- 保存日数のラベルを貼る:容器に「作成日」を書いたマスキングテープを貼ると、食べ忘れを防げる
副菜の作り置きレシピ10選|あと一品がすぐ出せる常備菜
副菜の作り置きは、冷蔵庫にあるだけで献立の心強い味方です。どれも10〜15分で作れるものばかりです。
1. きんぴらごぼう(冷蔵5日)
- ごぼう1本、にんじん1/2本を細切りにし、ごま油で炒める
- 醤油 大さじ2 / みりん 大さじ1 / 砂糖 小さじ1 / 白ごま 適量
常備菜の王道。お弁当にもそのまま入れられます。
2. ほうれん草のおひたし(冷蔵3日)
- ほうれん草1束を茹でて水気を絞り、3cm幅に切る
- だし醤油 大さじ1.5 / かつお節 適量
3. にんじんしりしり(冷蔵5日)
- にんじん2本を千切りにし、ツナ缶と一緒に炒める
- 醤油 小さじ2 / みりん 小さじ1 / 溶き卵1個を加えて仕上げ
子どもにも人気の甘めの味付け。にんじんが苦手な子でもパクパク食べられます。
4. ひじきの煮物(冷蔵5日)
- 乾燥ひじき 20g(戻す)、油揚げ1枚、にんじん1/3本
- だし汁 150ml / 醤油 大さじ2 / 砂糖 大さじ1 / みりん 大さじ1
5. 小松菜のナムル(冷蔵3日)
- 小松菜1束を茹でて水気を絞り、3cm幅に切る
- ごま油 大さじ1 / 鶏がらスープの素 小さじ1/2 / 白ごま 適量
6. 切り干し大根の煮物(冷蔵5日)
- 切り干し大根 30g(戻す)、油揚げ1枚、にんじん少々
- だし汁 200ml / 醤油 大さじ1.5 / みりん 大さじ1
日が経つほど味が染みておいしくなる、作り置きの定番です。
7. かぼちゃの煮物(冷蔵4日)
- かぼちゃ1/4個を一口大に切る
- だし汁 150ml / 醤油 大さじ1 / みりん 大さじ1 / 砂糖 大さじ1
8. ピーマンとじゃこの炒め煮(冷蔵4日)
- ピーマン5個を細切りにし、ちりめんじゃこと炒める
- 醤油 大さじ1 / みりん 大さじ1 / ごま油 小さじ1
9. 酢の物(きゅうりとわかめ)(冷蔵3日)
- きゅうり2本(薄切り・塩もみ)、乾燥わかめ 適量
- 酢 大さじ3 / 砂糖 大さじ1 / 醤油 小さじ1
酢の殺菌効果で日持ちしやすく、さっぱりとした口直しにぴったりです。
10. 味玉(冷蔵4日)
- 半熟ゆで卵 6個
- 醤油 大さじ3 / みりん 大さじ2 / 水 大さじ2 に漬ける
おかずとしてはもちろん、ラーメンや丼もののトッピングにも使える万能常備菜です。
これらの副菜はお弁当にもそのまま活用できます。詳しい詰め方はお弁当の時短おかず12選|朝10分で完成する作り置き&冷凍テクニックをご覧ください。
メインおかずの作り置きレシピ6選|温め直すだけで夕食が完成
メインおかずも作り置きしておけば、平日の夕食は電子レンジで温めるだけ。副菜の常備菜と組み合わせれば、帰宅後15分で食卓が整います。
11. 鶏そぼろ(冷蔵5日)
- 鶏ひき肉 300g
- 醤油 大さじ2 / みりん 大さじ2 / 砂糖 大さじ1 / すりおろし生姜 小さじ1
そぼろ丼・三色丼・チャーハンの具材など、アレンジの幅が広い万能おかずです。
12. 肉味噌(冷蔵5日)
- 豚ひき肉 300g
- 味噌 大さじ2 / 醤油 大さじ1 / 砂糖 大さじ1 / 豆板醤 小さじ1/2
ごはんに乗せる、うどんに絡める、レタスで巻くなど使い回しがきく一品です。
13. ミートソース(冷蔵4日)
- 合いびき肉 300g、玉ねぎ1個、にんじん1/2本(みじん切り)
- トマト缶 1缶 / ケチャップ 大さじ2 / ウスターソース 大さじ1 / コンソメ 小さじ1
パスタはもちろん、ドリアやグラタンのベースにも使えます。多めに作って冷凍保存もおすすめです。
14. 豚の角煮(冷蔵4日)
- 豚バラブロック 500g
- 醤油 大さじ3 / 酒 大さじ3 / みりん 大さじ2 / 砂糖 大さじ2 / 生姜スライス 3枚
冷蔵庫で寝かせると味がさらに染み込み、作った日よりも翌日以降がおいしくなります。
15. ラタトゥイユ(冷蔵5日)
- なす、ズッキーニ、パプリカ、玉ねぎを一口大に切る
- トマト缶 1缶 / オリーブオイル 大さじ2 / にんにく 1片 / コンソメ 小さじ1
温めても冷たいままでもおいしい一品。パンにもごはんにも合います。
16. 筑前煮(冷蔵4日)
- 鶏もも肉1枚、れんこん、にんじん、こんにゃく、しいたけ
- だし汁 200ml / 醤油 大さじ2.5 / みりん 大さじ2 / 砂糖 大さじ1
根菜たっぷりで食べごたえ抜群。ごはんのおかずとしてもお弁当の主菜としても活躍します。
メインおかずは下味冷凍で仕込む方法もあります。「冷蔵の作り置き」と「冷凍ストック」の使い分けは、下味冷凍レシピ15選とあわせてチェックしてみてください。
汁物・スープの作り置きレシピ4選|朝食にも夕食にも
汁物が一品あるだけで食卓の満足度は大きく変わります。大きめの鍋で作っておけば、3〜4日はおかわり分も含めて持ちます。
17. 具だくさん味噌汁(冷蔵3日)
- 大根、にんじん、油揚げ、長ねぎなど冷蔵庫の残り野菜を活用
- だし汁 800ml / 味噌 大さじ3
具材を多めにすれば、おかず代わりにもなる一杯です。
18. ミネストローネ(冷蔵4日)
- キャベツ、玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、ベーコンを角切りに
- トマト缶 1缶 / 水 400ml / コンソメ 小さじ2 / 塩こしょう 少々
パンと合わせれば朝食にもぴったり。野菜をたっぷり摂れる洋風スープです。
19. 豚汁(冷蔵3日)
- 豚バラ薄切り 150g、大根、にんじん、ごぼう、こんにゃく、長ねぎ
- だし汁 1L / 味噌 大さじ4 / ごま油少々
豚肉と根菜の旨みで満足感が高く、一品だけでもしっかり食事になります。
20. コーンクリームスープ(冷蔵3日)
- コーンクリーム缶 1缶、牛乳 200ml、玉ねぎ1/2個(みじん切り)
- バター 10g / コンソメ 小さじ1 / 塩こしょう 少々
子どもに人気のやさしい味わい。冷蔵保存時は牛乳を入れる前の段階で保存し、食べるときに牛乳を加えて温めると鮮度が保てます。
保存容器の選び方|素材別のメリット・デメリット
作り置きおかずの鮮度とおいしさを保つには、容器選びも重要です。
| 素材 | メリット | デメリット | 向いているおかず |
|---|---|---|---|
| ガラス(耐熱) | 色移り・臭い移りしにくい。そのままレンジ加熱可 | 重い。落とすと割れる | トマト系・カレー系など色の濃いおかず |
| ホーロー | 酸・塩分に強い。直火OK。見た目がおしゃれ | レンジ不可。衝撃で欠けることがある | 酢の物・マリネ・煮物 |
| プラスチック | 軽い。安価。サイズのバリエーションが豊富 | 色移り・臭い移りしやすい。経年劣化しやすい | 色の薄いおかず・サラダ・ナムル |
迷ったら、まずは耐熱ガラス容器を2〜3サイズ揃えるのがおすすめです。冷蔵庫で中身が一目でわかり、そのままレンジで温められるため、洗い物と手間を最小限にできます。
まとめ|作り置きおかずで「平日に料理しない」選択肢を手に入れる
作り置きおかずのポイントをおさらいします。
- 副菜:きんぴら・ひじき・切り干し大根など、日持ち5日のものを中心にストック
- メインおかず:そぼろ・肉味噌・ミートソースなどアレンジがきく万能おかずを常備
- 汁物:具だくさんの味噌汁や豚汁を大鍋で仕込めば、3〜4日は温めるだけ
- 日持ちのコツ:清潔な容器・しっかり冷ます・濃いめの味付けの3原則を守る
週末に1〜2時間の仕込み時間を確保するだけで、平日の夕食は「冷蔵庫から出して温めるだけ」に変わります。下味冷凍でメインを、作り置きで副菜を揃えれば、平日に料理をしない暮らしも十分に実現可能です。
作り置きと献立計画を組み合わせるとさらに効率的です。具体的なやり方は1週間の献立の立て方とまとめ買いリスト術をご覧ください。
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